ひかり会概要

社会福祉法人ひかり会の概要

沿革

昭和61年、当時の中野区盲人福祉協会(現NPO法人、中野区視覚障害者福祉協会)内にて、「資格取得後、開業や就職までに経験を積む場が欲しい・・・」「中途で失明した人達が、社会で安心して働ける場を確保したい」との声が上がりました。視覚に不自由さがあっても、色々な職域を探訪する昨今、それでもなお、もっとも適しているのは三療(あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう)の分野であると考えた先輩達は、先ずは近しい人達の協力の下「自立センター」というはりきゅう・あん摩マッサージの治療室を開設しました。

やがて、利用者数も増え、財産保全の観点から、又、社会的地位を担保するという意味からも、東京都より法人格(第2種社会福祉事業)の認可を受けました。都内の視覚障害者の中で、あはき師(ん摩マッサージ指圧師・り師・ゅう師)の就労支援の場として、「盲人ホーム盲人自立センター陽光園」と改められ、その運営母体として社会福祉法人ひかり会が誕生することとなりました。平成9年8月のことでした。

内容

ひかり会は、ただ今6名の理事、8名の評議員で構成され、視覚障害を取り巻く諸問題に取り組んでおります。
主たる事業としては、

  1. 盲人ホーム盲人自立センター陽光園の運営。

となっております。
年に2度の理事会・評議員会、また毎月の運営委員会を通して、施設施術者、来院者双方の利点を踏まえ、発足当初の理念をそのままに、地域視覚障害者福祉の一翼を担って参ります。

ひかり会が運営する「陽光園」は、2016年に開業30周年を迎えました。今後とも皆様方のご尽力に感謝しつつ励んで参る所存ですのでよろしくお願い申し上げます。

盲人ホームって??

盲人ホームは、あはきの免許を有し、自営や技術の向上を目指す人を対象に、技術指導や研修を行い、視覚障害者の自立更生を図る福祉施設です。
盲人自立センター陽光園では、有資格者による本格的なはり・あん摩マッサージ治療を提供します。(全員が、厚生労働大臣免許取得)